カドをたてない断り方

もうすぐ7月ですね。
4月から新しい生活やバイトをスタートさせた人ももう3ヶ月。

少しずつ慣れてきたころではないでしょうか?

慣れてきたらなれてきたで、新しい悩みもまた出てきますよね(・・;)お仕事に慣れてきたら、お客様にご飯やプライベートなどで、「お誘い」を受けることもでてくるはずです。

また、お店スタッフ、ママやマスター、または先輩や同僚などに「お願い」や「頼み事」などをされることってありませんか?

だけど毎回引き受けてはいられませんよね。真面目で気の優しい人ほど、お願い事や頼まれ事は断れないようです。

そこで今回は、やんわりとお断りする、『断り方』について考えてみました。

・断る勇気がない…
・後々気まずい関係になりたくない…

そんなふうに気にしてしまいがちなあなたは、ぜひ今回の記事をチェックしてみて下さい!

断れない人のタイプとは?

『ちょっと残業して貰えない?』
『来週出勤できないかしら。』
『日曜日ママに内緒でデートしない?』
『お金貸して欲しいんだけど…。』

あなたはそんなお願い事、されたことはありませんか?
もちろん、バイト先で残業や休日出勤を頼まれた時は引き受けてあげると、ママやお店は喜びます。

あなたもお給料も貰えるし、一石二鳥の時もあるでしょう。

しかし、

「帰って勉強しなきゃいけないのに…」
「来週は予定があるんだけどなあ。」

そんな時は無理して引き受ける必要はありません。大切なのは、『出来る範囲で引き受けること』です。

毎回無理をして引き受けていると、いつしか心のストレスは積もってしまいます。そして断らないあなたに、周囲のお願いは益々エスカレートしてしまうかもしれません。

ついつい頼まれ事を引き受けてしまう人の特徴は、

  1. 相手からの評価が気になる
  2. 何だか悪い気がする
  3. 深く考えずに引き受けてしまう

などが主に考えられます。

この中で3番目に当てはまる人は、あまり物事を深く考えていないタイプなので、ドタキャンや後から約束を破る可能性のある人かもしれません。(@_@)

メンタル面では強いタイプですが、ドタキャンや突然約束を破るなどは、後々トラブルにもなるので注意して下さいね。

1.2に当てはまるタイプは、周りの目を気にしすぎたり、気を使いすぎたりする傾向にあります。
まずは「断る勇気」「評価を気にしないメンタル作り」が必要です。

ダメなものはダメ、出来ないことは出来ない

そうはっきりNOを言うことは大事です。
ですがメンタルが弱く他人の評価を気にしがちな人は、中々はっきりNOが言えません。

そんな人はまず、カドを立てない低姿勢のやんわり断り方を覚えるようにして下さい。

やんわり上手な断り方


それでは、カドを立てない断り方の一例をみていきましょう。

●残業や休日出勤のお願い事などを断る

お店のママやスタッフからお願いされることのある残業や休日出勤。実は、これはさらっと正直な理由を言えば問題ありません。色々と考えすぎてウソを練ってついてしまうと、後々嫌な罪悪感が残ってしまいガチです。

・テスト勉強をしなければいけないのですみません
・朝早いので寝不足になると体調を崩してしまうので…ごめんなさい
・その日は大事な会議があるので出勤できなくて申し訳ないです…

など、正直な理由を述べましょう。

翌日の仕事や学校に響いてしまう。
メインの仕事に支障をきたしてしまう。

という理由を、ニュアンス的に伝えることです。

寝不足になり仕事や学校が疎かになるようではバイトする意味はありません。ストレートな気持ちを伝えましょう。

ポイントは「お手伝い出来なくて申し訳ない…」といった気持ちを伝えること。
断ることは悪いことではありませんが、一言「ごめんなさい」を伝えることが、カドを立てない方法です。

どうしても断ってしまったことが気になる場合は、次の日にラインやメールで、「昨日はすみません。また時間がある時は協力させて頂きますね。」と連絡しておくのもいいかもしれませんね。

一番いけないのは、一旦引き受けたのにあとから「やっぱり無理」と断るパターン。女の子の人数合わせなどもあるので、前日や当日に断ると相手に不快感を与え信頼度をなくしてしまいます。

●お金を貸して欲しい

ナイトワークに限らず仲良くなると、このお金の貸し借りの相談は以外に多くあります。
優しいあなたは、「少しくらいなら…」とお金を渡してしまうかもしれません。

ですがお金は、貸りた方より貸した側の方が心にストレスがかかるもの。

「いつ返してくれるんだろう…」
「催促するの嫌だな…」

お願い事を断れないタイプのあなたが、その後こういった悩みに陥るのは目に見えています。

・ごめんね。貸してあげれる余裕がないんだ。
・ごめんね。前に友達にお金を貸して揉めちゃって…。もう友達関係を壊したくないからお金は貸さないことにしてるの。本当にごめんね。

こちらも低姿勢で、「貸してあげられなくて本当にごめんね。」という気持ちを伝えましょう。

お金に関しては、あいまいにごまかすのではなくはっきりお断りするのがベストです。「今はない。」と言ってしまうと、「じゃあいつならいけるの?」となってしまいます。そうなると後日また言われる可能性も…

「少しならいっか」とずるずる少額を貸し続けて、気づけば数万円貸してたということもあるので、やんわり言いつつも、その後また言われないようはっきり断る勇気をもって下さい。

これで人間関係に亀裂が入ったとしても、それはそこまでの人間関係だったと割り切ったほうがいいでしょう。

●店外デートに誘われる

ホステスさんの悩み上位である、『休日にお客様からのお誘い。』
怒らせたくないし、断ってお店に二度と来なくなったらどうしよう…

と不安になりますよね。

スナックやラウンジでは店外デートを禁止していることがほとんどなので、その場合は「大好きなママを裏切ることになるし、クビになりたくないので…本当にごめんなさい。お店に会いに来て下さい。」と、ママやお店のルール違反になることを伝え低姿勢でお断りしましょう。

それ以外だと、「休日もお仕事だし、休みがないんだよね。水曜日はお店に出勤してるよ。」なども相手によっては使えるかと思います。

こちらは言いづらいかもしれませんが、ポイントは、『お店でなら会える』ということをやんわり伝えること。やんわりと、お店とプライベートの境界線を引いてることを示すことが大切です。

『私に会いたいならお店に来て下さい。』ということを、低姿勢ながらも譲らないのがテクニックになります。

NGなのは、「あ、その日はダメなんです。」といった断り方。
「じゃあ来週は?」
とエンドレスになり、こちらも断れなくなってきます。

休日デートのお誘いは、断る方法を考えるのではなく、誘える雰囲気を作らないのが最もベスト。普段から休みが中々取れないくらい忙しいことをアピールしておきましょう。

また、しつこく誘われる場合は、トラブルを防ぐためにもお店スタッフやママに必ず相談して下さいね。

断る勇気を持つことが大事

「嫌われたくない。」
「仕事ができない奴と思われたくない。」

そんな心理から、NOと言えない人はたくさんいます。

だけど何でもホイホイ引き受けて、翌日の学校や仕事に遅刻したり集中できなくなってしまうのは、違うと思いませんか?

アルバイトだってお仕事なので、もちろん一生懸命貢献して頑張らなければいけません。だけど無理をして働くことは正しいことではないと思います。

さらにこちらが思うほど、断ったことを相手が気にしていない場合も多いのです。

協力し合うことや相手を気遣うことはとても大切ですが、何より自分の体やライフスタイルを第一に考え、「頼まれ事」や「お願い事」は無理のない範囲で引き受けるようにしましょう。

まとめ

断り方で最もいけないのは、「あ、この子ウソついているな。」と思われてしまうことです。
あとあと気まづくなるような断り方には気をつけましょう。

もちろん残業や休日出勤に関しては、引き受けることでお給料も貰えるので、苦にならない場合は引き受けると喜ばれます。

大切なことは「無理をしてまで引き受けないこと」です。

カドを立てない断り方が分からない人や、断る勇気がない人は、ぜひ今回ご紹介した断り方を参考にして、やんわり断る方法を勉強してみて下さいね。

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