スナックではカラオケが必須
このサイトを読んでいるということは、少なからずスナックに興味を持っておられる方だと思います。
そしてスナックで欠かせないのが、このカラオケなんです。
スナックはキャバクラみたいに、お客さんと接近しなくてもよく、更にノルマなんかもないところがほとんどです。
更に客層も30代以上の方が大半で、落ちついて働ける場所と、ナイトワーク初心者には人気のバイト先です。
時給も高いので、キャバクラよりスナックで働きたいな、と思う方もいるでしょう。
ただ、スナックにはカラオケがある所がほとんどなんです。
その為、音痴であったりカラオケが苦手な方は、あまりスナックで働きたくないですよね。
もちろんママは優しいので、無理に歌わないでいいよ、という所が大半です。
だから安心して働いて欲しいのですが、それでもその場の雰囲気で、歌わないといけない時もあったりもします。
そこでこの記事では、歌が苦手な原因である、音痴の治し方・矯正方法について書いていきます。
音痴を直すことができれば、スナックでのカラオケ披露はもちろんのこと、友達や恋人とも楽しくカラオケを楽しめますからね。
克服しといて損はないでしょう。
音痴には二種類ある
喉音痴
簡単な喉音痴か耳音痴の判別法があります。
それは自分の音程が外れていると分かっている人は喉音痴。
逆に自分の音程が外れていないと思っているのに、他人からズレていると指摘された人は耳音痴です。
大抵の音痴の人は、歌っていて何か違和感を感じると思います。
いつも聞いている歌と、どこか違う的な。
具体的には分からなくてもいいですが、とにかく自分の歌声に違和感を感じていれば、喉音痴となります。
そもそも自分が音痴と認識するのには、何パターンかありますよね。
自分が歌っていて、なんかいつも聞いている曲と違うな、と違和感を感じて気付く人。
友達と一緒にカラオケに行った時、〇〇音痴だな、と言われて初めて気付く人。
はたまたヒトカラなんかに行った時、採点バーの表示と、自分の音程が全く重なっていなく気付く人。
大体このパターンが主流です。
上記で言えば、喉音痴は1番上の自分で歌っていて、違和感に気がつく人ですね。
そんな方は、家でできる簡単トレーニングで矯正可能なので、ぜひ読み進めてください。
耳音痴
耳音痴は、上記でいうところの、友達に指摘されて初めて音痴と気づいた人、採点バーと自分の音程がズレていて初めて音痴と気が付いた人です。
なぜそれらが耳音痴なのか。
それは自分の歌声が、いつも聞いている歌とズレているというのが、分かっていないからなんです。
当の本人は、自分の歌声と本物が合っている思い込んでいます。
その為、今から書く音痴克服トレーニングを実践しても、1番最初の正確な音を聞くということができません。
だからどんなけ練習しても、音痴が治らないのです。
そもそも合っている音が分からないのですから。
もし耳音痴の方がいれば、ネットに書いてあるトレーニングを積むより、一度ボイストレーナーさんに頼んだ方がいいでしょう。
耳音痴を直すのは、根本から変えないといけないので。
喉音痴改善トレーニング
自分の歌声を聞く
これは本当に大事です。
自分の歌声に違和感を感じているのは、自分の歌が本物と違うな、と気が付いているからですよね。
ですがそれだけでは、一向に喉音痴が改善されません。
具体的にどこがどう間違っているかを可視化する為に、録音をしましょう。
録音した下手くそな自分の歌を聴くのは嫌でしょうが、それでも音痴を克服する為に聞いた方が良いです。
もし録音が嫌であれば、古風なバケツを被るでもいいですし、耳栓をして歌うのも大丈夫ですよ。
どちらも骨伝導で自分の声をしっかり聞くことが出来るので、自分の歌声と本物の違いを見つけられますから。
ただ個人的には何度も何度も聞き直せる、録音がいいと思いますけどね。
で、それらを試してみて、自分の歌声を何回も何回も聞いていると、この部分がおかしいというのが見えてくるでしょう。
そうなると次のステップにいけます。
曲を聴き込む
自分の声を聞き込んで、自分が音程を外している場所を確認できたら、次は本物の曲を聞き込みましょう。
恐らく大半の人は、音楽を大雑把にしか聞いていません。
ですが音痴を直したいのであれば、歌いたい曲の細部の細部まで聞きましょう。
そうすることによって、その曲の音程やリズム感が掴めて、音痴を治すことができますから。
まずはボーカルの声の強弱であったり、どこで高くなっているのか低くなっているのかを、丁寧に聞き込んでいきます。
次にボーカルだけではなく、ギターの音だけを中心に聴いたり、ベースの音を中心に聴いたり、ドラムのリズム感を中心に聴いたりします。
カラオケで歌うのはボーカルの部分だから、歌しか聞かなくていい。
そんなことを思っていませんか?
それは大きな間違いですよ。
ギターはその曲の曲調を決める大事なものです。
ベースはその曲の土台を作るものです。
そしてドラムは、その曲のリズムを決めるものです。
それらを踏まえてボーカルの声が生きてくるのです。
音痴を直そうと考えているのであれば、その全てを把握しておかなければなりません。
そうすれば、自ずとその曲の全体図が分かり、音痴改善の一歩を踏み出せます。
ただこの過程はまだほんのウォーミングアップに過ぎませんよ。
それだけで音痴が治るはずがありませんからね。
次にするのは歌い込みです。
練習あるのみ
何度も自分の歌声を聴いて、課題曲を細部まで聴けば、やはり次は歌の練習しかありません。
個人的にオススメな練習方は、DAMがあるカラオケ店です。
と言ってもDAMはかなり有名なので、どこのカラオケ店にもあると思いますけどね(スナックは除く)。
それの精密採点というのを選択しましょう。
精密採点は、音程をバーで表示してくれ、自分が歌った音程が合っていれば光ってくれます。
DAMにはそういった機能があるので、じゃんじゃん使っていき、バーを光らせられるようにしましょう。
その時に一つアドバイスとして、喉が締め付けて高い声を出すのはNGですよ。
喉がやられて、音痴を直すどころではなくなってしまいますからね。
意識は欠伸した時の口の開き方のまま、高い声を出せるようにしましょう。
あと大事なのが、無理にキーを合わせなくていいということです。
無理なキーで歌うと、喉が潰れるのはもちろんのこと、無理に声を出すので音程やリズム感にも響いてきます。
その為、適切なキーで歌いましょう。
自分の適切なキーが分からない方は、これもDAMでキー判定という項目があるので、自分のキーの高さを確認しておきましょう。
声の高さは合えば次はリズム感ですが、これはドラムを思い出しましょう。
一定の拍子、例えば2拍子、3拍子、4拍子でドラムが叩かれているはずです。
それを意識して言葉を紡ぎ出すと、徐々に徐々にリズム感が取れるでしょう。
そうすればリズムが取れて、音程のズレも解消されていきます。
そういった意味で、ボーカルだけが大事ではないのです。
最後に
どうでしたか?
これらを意識して練習すると、カラオケ音痴から抜け出せますよ。
ただここでは、ビブラートやしゃくりなどといった高等技術は紹介していなく、あくまでも音痴を脱出する方法です。
現に自分は細部まで音を聞いて、自分の歌声を聴き直して、ひたすら練習した結果、音痴を抜け出せることができました。
もしもの時の為に、練習して音痴を克服しましょう。
それに音痴を克服すれば、カラオケも好きになるので、治しておいて損はないですからね。
ちなみにスナックで定番に歌われる曲は、【スナックのカラオケでの立ち振る舞い方。曲選びや盛り上がる曲とは?】に載せてあるので、参考にしてください。
昭和の曲は、曲調が複雑ではなく音程を合わせやすいのが特徴です。
だからこの中から課題曲を選んで、練習するのもいいかもしれませんね。
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