お気に入りのドレスやワンピースを長持ちさせる洗濯方法

お店で着るワンピースやドレス。きちんとお洗濯していますか?

「あまり着ないしお店に置きっぱなし。」

という人も多いのではないでしょうか?

週に1回ほどしか出勤しない人の場合、お店にワンピやドレスをおいたままで、洗濯はほとんどしないという人もいるようです。お店には、目に見えなくてもタバコの煙やほこりなどが舞っていて、さらに自分で気づいていなくても、汗や皮脂は分泌して洋服に付着しています。

値段が安く特に気に入ってないワンピースやドレスならいいですが、お気に入りで長持ちさせたいものはきちんとお洗濯が必要です。長く着用したいのであれば、こまめにお洗濯・またはクリーニングに出すようにしましょう。

今回は、ワンピースやドレスの長持ちさせる家でのお洗濯の方法と、お手入れコツをご紹介します。大切なワンピやドレスをずっと愛用していきたい人は、ぜひこちらの記事をチェックして下さいね!

ドレスやワンピースのお手入れ方法

「お店用のワンピやドレスは、シュッとファブリーズを吹きかけるだけ。」という女性もいますが、ファブリーズはあくまで除菌や消臭を目的としているので、汚れは落ちたことにはなりません。ワンピースやドレスは、お店に置きっぱなしにするのではなく、必ず持ち帰って洗うようにして下さい。

ファブリーズをかけるだけで洗濯を怠っていると、シミになったりすることもあります。一時的な対処でふるのは問題ないですが、洗濯をせず毎回ファブリーズのみは絶対にいけません。シミになれば自分では中々落とせないこともあるので、シミを作らないためにもこまめにお洗濯はして下さいね。

ワンピやドレスを洗濯する前の注意ポイント

お気に入りのドレスやワンピを洗う前に、洋服の内側のラベルを確認しなければいけません。洗濯可能かどうかをチェックし、可能であれば自宅で洗うことができます。不可能な場合はお家では洗えないので、必ずクリーニング屋さんにお願いするようにしましょう。

ラベル表示の意味はこちらを参考にして下さい。


引用: https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf/laundry_symbols_161128_0002.pdf

★白いドレスやワンピース

清純で清潔感のある白いドレスやワンピ。しかしシミなどが目立ちやすく、汚れやすいのがデメリットです。いつまでも美しい白さをキープするためにも、こまめにお洗濯する必要があります。首元や脇などは皮脂や汗がつきやすく、黄ばみやすいので、気になる場合はもみ洗いをしましょう。

プリントや刺繍入りドレスやワンピース

刺繍やビーズなどがついた妖艶で素敵なワンピやドレス。しかしビーズや刺繍がとれたりはずれたりすると、一気に素敵さは失われてしまいます。洗濯は慎重にしなければ取れてしまう場合もあるので、洗濯機使用可能でも手洗いがおすすめ。

どうしても洗濯機で洗いたい場合は、刺繍やビーズ部分を傷つけないよう裏返しにして洗うようにしましょう。

色物ドレスやワンピース

鮮やかな赤や紫で大人可愛い色物や柄物のドレスやワンピース。お洗濯で一番難しいのもこのタイプです。
色物の生地は色落ちし、他の洋服に移してしまうので、洗濯機に入れる場合は他の衣類と一緒にしてはいけません。必ず単体で洗うようにして下さい。

ドレスやワンピースの洗濯とは?

ラベルを確認し、家での洗濯が可能であることがわかれば、次はお家で洗っていきましょう。上記の注意点に気をつけながらお洗濯していきます。

-準備するもの-
・おしゃれ着用洗濯洗剤
・洗濯ネット
・洗濯桶
・バスタオルまたは大きめのタオル

洗濯機での洗い方

まずは洗濯機での洗い方をご紹介します。コサージュやブローチ・リボンなどの装飾品は、生地や洗濯槽を傷める原因になるので、外せるものは外しておきましょう。

手順1 : 洗濯ネットに入れる

洗濯機で回す場合は、必ず洗濯機に入れるようにして下さい。そのまま入れてしまうと、生地の傷みやほつれの原因になります。あまりコンパクトになりすぎず、ゆったり入る洗濯ネットに入れましょう。

手順2 : おしゃれ着・手洗いコースを洗濯

標準コースでは水流や脱水などが強いので、優しく洗える【手洗い】や【おしゃれ着】【ソフト】コースがおすすめです。脱水が設定できる洗濯機の場合は、1分程度でOKのです。

手順3 : おしゃれ着用液体洗剤を入れる

洗濯洗剤は色々と種類がありますが、色物やシルクなども洗える中性洗剤を使用します。粉末洗剤などは洗濯槽の中で固まったりすることがあるのでおすすめできません。洗剤は入れすぎに注意して下さい。

手順4 : 柔軟剤をいれる

生地をふんわり柔らかく仕上げるためにも、柔軟剤は必ず入れましょう。色落ちの原因になるという人もいますが、直接的に関係ないのでいれて大丈夫です。

手順5 : 洗濯機を回す

洗濯機を回し脱水します。脱水が終われば、シワをしっかり伸ばしましょう。また、生地を傷める原因になるので、乾燥機などの使用はNGです。

手洗いの方法

洗濯機での洗い方をご紹介しましたが、洗濯機で洗うよりも手洗いでの洗濯の方が生地を傷めないのでオススメです。洗濯機で洗える物でも、大切なワンピやドレスはできれば手洗いしましょう。

手順1 : 洗濯桶に洗剤を入れワンピ・ドレスを入れる

洗濯桶にぬるま湯をいれたら、おしゃれ着用洗剤を溶かししっかり撹拌させます。ドレスがゆったり入るよう少し大きめの洗濯桶を用意して下さい。しっかり撹拌できたらワンピ又はドレスを浸します。

手順2 : 優しく押し洗いする

生地を引っ張ったりぎゅうぎゅう強く押しすぎたりせず、優しく振り洗いしと押し洗いしましょう。脇や首元など、汚れが気になる場合は優しくつまんで擦り洗いするようにして下さい。シワになりやすいので、あまり何度もこする必要はありません。

気になる部分のみこすり、後は振り洗いや押し洗いするようにしましょう。

手順3 : ぬるま湯で濯ぐ

押し洗いが完了したらぬるま湯を新しい湯にかえ、ワンピ・ドレスの洗剤を落としていきます。洗剤が残っているとシミになってしまうのでしっかりすすぎましょう。2度~3度ぬるま湯をかえ、きれいに落としていきます。お風呂場でする場合は、シャワーのお湯をかけて洗い流すのもOKです。

手順3 : バスタオルで脱水する

すすぎ終わったら、優しく水分をきります。絞る時はシワにならないようきつく絞らないようにして下さい。
ある程度水気をとったら、バスタオルでワンピ・ドレスをくるみ、残った水分をとります。

ドレスやワンピースの干し方


お洗濯したワンピやドレスは、日陰で干すようにしましょう。お日様のあたる外で干すと、紫外線やほこりなどで生地を傷めてしまいます。必ず日の当たらない風当たりのいい場所で影干しして下さい。干す時はしっかりとシワを伸ばし、ハンガーにかけて干すときれいに乾かせます。

アイロンのあてかた

シワが気になる場合は、アイロンをあててシワを伸ばしていきます。高温だと生地が傷んでしまうので、必ず低温であてるようにして下さい。布をワンピやドレスの上におき、その上からアイロンをあてていきます。
手でシワを伸ばしながらアイロンをあてると、きれいに仕上がります。

まとめ

知らず知らずに汚れが付着しているワンピースやドレス。「お店でしか着ないから。」といってファブリーズだけで済ましておくと、いつのまにか落ちないシミなどがついてしまうことがあります。

お店の中はきれいに見えていても、ほこりや汚れはいっぱい浮遊しているので、ドレスやワンポースはこまめにお洗濯するようにしましょう。家でお洗濯できないものは、定期的にクリーニングに出すようにして下さいね。

きちんと洗えばお気に入りのワンピやドレスを長持ちさせることができます。是非ご紹介した洗濯方法を参考にして、お家でワンピやドレスの洗濯にチャレンジしてみましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です