お客様と仲良くなると、同伴(お客様と一緒にお店に入ること)に誘われることがあります。
ほとんどがお店に入る前の、1時間半~2時間前に待ち合わせて、お食事をしてからお店に入るといった流れになるのですが、
同伴になれていない初心者ホステスさんにとっては、
「どんな服装で行ったらいいの?」
「お食事は好きなものを頼んでいいの?」
「支払いは?」
など、気になることも多いのではないでしょうか?
今日は、「またこの子とご飯に行きたいな。」
と思ってもらえるよう、同伴時に気をつけたいポイントをご紹介しますね。
目次
同伴時はどんな服装で行けばいい?
あらかじめお食事するお店がわかっている場合は、お店の雰囲気に合わせた服装をすることが望ましいです。
しかしできれば、パンツやズボンは避けるのがおすすめ。
男の人はワンピースやスカートが好きな場合が多いので、がっかりさせないためにも、服装は女らしさを忘れないようにしましょう。
お客様は、普段見れないナチュラルなあなたにちょっぴり期待しています。
いつもはドレス姿でビシっと決めている大人っぽいあなたが、かわいらしいワンピース姿で来ると、そのギャップにドキッとすることでしょう。
ホステスにとっては同伴ですが、お客様の中では「お気に入りの子と一緒に過ごす大切な時間。」です。
「彼氏とちょっと高いごはん屋さんに行く 。」 というイメージで、服装を選ぶといいかと思います。
してはいけないのは、ヨレヨレのシャツやジャージなどでお食事に行くこと。
いくら普段みれないあなただからといって、お客様をがっかりさせては意味がありません。
ケバケバしいメイクもNGです。
少しリップの色を控えめにするなど工夫してみましょう。
あくまでかわいらしさ、清楚さを心がけることがポイントです。
覚えておきたいお食事マナーとは ?
コース料理で、出てくるものが決まっている場合は別ですが、そうでない場合は、「好きなもの頼んでいいよ。」と言ってくれます。
だからといって、自分だけで好きなものを選んでじゃんじゃん頼んではいけません。
メニューを選ぶ時は、お客様と一緒に相談しながら選びましょう。
「私、鳥肉が好きなんですけど〇〇さんは?」
など、会話のチャンスでもあります。
好きな食べ物が同じだったりすると、そこで会話もはずみ、緊張も和らいできますよ♪
お客様のペースに合わせて、メニューを決めていきましょう。
言ってはいけないNGワード
1 まずい・おいしくない
お料理によっては、お口に合わないものもあるかもしれません。
しかし、否定的な言葉はあなたの価値を下げてしまうものです。
美味しいものは素直に美味しいと表現するのは好印象ですが、そうでないものは、特に言う必要はありません。
「これ美味しくないよね。」とお客様から言われた場合は、「ちょっと味が濃いですね。」「もう少し焼いた方がいいかな?」など、やんわり答えましょう。
間違っても、「まっず~」なんて品のない言葉は使わないように。
2 遅い(食事がでてくるのが)
混み具合などにより、注文したものが中々でてこないこともあります。
あまりに遅い場合には、「何時までにお店に入らなければいけない。」ということを、そっとお客様に伝えましょう。
お料理を急いでほしい時は、お客様から店員さんに言ってもらうのがマナーです。
何度も「遅い」という言葉を連呼したり、イライラするのはNGです。
3 もっと良いお店知ってるよ
悪気なく言ってしまいがちなNGワードです。
連れてきてもらっているお店に対しても失礼な言葉。
色々なお店を知っているキャリアの長いホステスさんがいってしまいがちですが、男性のプライドを傷つける言葉なので、気をつけましょう。
4 やす~(お店の値段に対して)
支払うのはお客様です。
あなたが支払うのなら別ですが、連れてきてもらっている身分として、「高い、安い」などの評価はしてはいけません。
「感謝のない子だな。」と思われてしまい、お客様を怒らせてしまうこともあるので注意しましょう。
NGワードは色々ありますが、特に気をつけたい上記の4つの言葉。
何気なく言ってしまいがちな言葉でもあるので、気をつけて下さいね。
お会計は割り勘?
ママクラスやキャリアの長いホステスさんになると、「今日は私がご馳走するね!」と言ったことはありますが、初心者ホステスさんや入って間もない場合などは、同伴時にお金を払うことはありません。
お会計時はお客様にお任せしましょう。
「ご馳走様でした。美味しかったです。」
とお礼を伝えるのを忘れずに。
まとめ
お気に入りのあなたと、一緒にお食事に行くのを楽しみにしているのはもちろんですが、
「素敵な人を連れている。」
と周りからも思ってもらいたいのが男性の心理です。
以外とあなたの服装や所作は見られています。
同伴は美味しいものを食べられてこちらも楽しみですが、同伴時からお仕事はスタートしているという意識を持つことが必要です。
お客様に恥をかかせないためにも、服装・お食事マナーはしっかりマスターしておきましょう。
あなたの印象が良ければ、また同伴に誘ってもらえます。
「また一緒に食事に行きたい。」
と思ってもらえるように、自分のマナーや服装は、意識してみて下さいね。
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