テレビに出ているアイドルや有名人だけの話じゃない!
実は身近に潜むストーカーの危険。
あなたは大丈夫ですか?
アイドルのような知名度はなくても、人気商売が売りであるホステスという職業も、ストーカーの危険は時におこります。
自分の身は自分で守らなければいけません。
もちろん、悪いのはストーカーをする方です。
しかし、1度ならず2度3度…と何度もストーカーに合う人は、あなたの行動や言動がストーカーを招いている可能性もあります。
心あたりのあるあなたは、もう一度普段の行動・言動を振り返って見て下さい。
目次
ホステスはストーカーに合いやすいって本当?
これは一理あって、一理そうとも限りません。
というのも、スナックやラウンジなどは、トップにママやマスターがいます。
ほとんどのお店は、ママの古くからの知り合いだったり、そのお客様の紹介でお店を知った方だったり。
そういったブレーンを通じてのお客様がほとんどです。
俗にゆう「どんな人かわらない。」といったことはほぼありません。
言い方は悪いですが、ホステスはお店にとっては大切な商品です。
万が一女の子に何かひどいことをすれば、ママやマスターが黙っていません。
しっかりしたお店は、「危ないな。」と感じるお客様は出入り禁止にします。
スナックやラウンジは、比較的ストーカーに合う確率は低いと言えるでしょう。
ストーカーに合いやすいお店とは?
それとは逆に、ストーカーに合う危険率が高まるお店というのもあります。
それは、ノルマが合ったり、お客様を選ばないお店です。
ノルマのあるお店で働くと、そのノルマを達成するために、恋愛の駆け引きなども、時には必要になってきます。
同伴してもらうために、好きでもない相手に、好きなフリをしてこちらから誘う。
思わせぶりな態度をちらつかせて、お店に来てもらうということです。
そういった行動を繰り返すと、男の人は勘違いしてしまうと思いませんか?
これは、非常に危険な行動でもあります。
将来ママとしてお店を構える覚悟があり、「ストーカーでも何でもかかってこい!」というガッツあるホステス魂の強い人であれば、ノルマのあるお店は勉強になります。
ですが気楽に緩く働きたいというのであれば、ノルマのあるお店は、何かとリスクも大きいのでおすすめできません。
もう一つは、言葉の暴力や女の子へのおさわり、無理やりお酒を飲ませるお客様を野放しにしているお店です。
そんなお客様を何も言わず毎回お通しするお店も、注意しなければいけません。
そのようなお客様に出くわした時は、しっかり責任者に報告しましょう。
報告したにも関わらず、またそのお客様の席につけさせられる場合は、やめることも念頭にいれておきましょう。
何か合った時に、あなたを守ってくれないかもしれません。
怖い思いをする前に、お店を変えることをおすすめします。
こんな行動や会話は危険!気をつけるポイント
あなたは、知らず知らずのうちにこんな行動や言動をしていませんか?
ストーカーに合いやすいかも…
そんな心あたりのあるあなたは、会話や行動に、原因があるかもしれません。
お客様と仲良くなるのは素敵なことですが、ストーカーの危険を防ぐためにも、以下のことに注意してみて下さい。
会話編
・住所を聞かれる
ホステスをしているとよくある会話の一つです。
これはお客様への信頼度により対応は変わりますが、基本的にどんなに信頼できるお客様でも、家の前まで送ってもらうのはNGです。
「自転車で来てるから。」
「帰りは送りがあるから。」
など、断るようにするか、どうしても送ってもらわなければいけない状況になってしまった場合は、最寄り駅の一つ手前でおろしてもらうなどしましょう。
・好きな素振りをしない
「あなたが一番です。」
「あなたが好きです。」
などの発言はしてはいけません。
稀に人気者のホステスなどは、こういった手法を使いお客様を虜にすることもあります。
しかしこれはかなりの上級テクニック。
上っ面だけをマネして同じようなことをすると、痛い目に合うことがあります。
「あなたが一番好き」ではなく、「大切なお客様の中の一人です」というスタンスを貫きましょう。
行動編
・休日に会う
休日に二人で会うということは、男性にとっても心を許してくれたと思い、人によっては、「俺に気がある」と勘違いすることも。
あなたにとっては、「お客様を怒らせたくない。断ったらお店に来てくれなくなるから。」
という思いからとった行動が、後々取り返しのつかない結果になることもあります。
・男女の関係をもつ
実はストーカーになる男性の1位は元彼や元旦那というデータも出ています。
あなたにとってはお客様としてつなぎとめておきたいがゆえの行動だとしても、相手にとっては、「僕はもう彼氏だ!」と勘違いすることもあります。
ストーカーどうこう以前に、お客様と男女の仲になった瞬間、その後の関係性も変わってしまいます。
以外に周りのママやホステスは、その変化に気づくことが多いので、行動には責任をもつようにして下さい。
・お金を貢がせる
中には、お客様にお金や物を貢がせて自慢しているホステスもいますが、
お客様が貢ぐ理由は、あなたを自分のものにしたいからです。
お金を貢ぐということは、それなりの見返りや対価を期待しているということ。
「これだけしてやったのに…」
貢がせた後の対処を間違えれば、好きという思いが憎しみへと変わってくるので、十分に注意して下さい。
お客様を掴む恋愛テクニックは時に危険が潜む
ノルマの厳しい一部のキャバクラやクラブなどでは、恋愛テクニックを用いた方法でお客様をつなぎとめて人気を得ているホステスも確かにいます。
しかしこういった方法は、かなりの上級者、男性心理をしっかり勉強していなければ、かえってリスクが伴うのも事実です。
そして何より、疑似恋愛の関係は、長続きしません。
長続きせず、お客様が離れて行くだけならまだしも、思わせぶりな態度がストーカー心を目覚めさせては、あなたの悩みは増えるだけです。
ストーカーの危険性を避けるためにも、このような行動や言動をしていないか、今一度振り返って見て下さい。
万が一ストーカーに合ってしまったら?
では、万が一ストーカーに合ってしまったら、どうするべきかどうすればいいか、一緒に考えて行きましょう。
ママ・店長に相談する
まずはママ、もしくはマスターに相談しましょう。
ストーカーをやめさせるために、最も強力な助けとなるのがママやマスターです。
突然の出入り禁止や、ママやマスターからの注意などは、逆恨みを買うこともあるので、
お店に来た時は、冷静にいつもどおりの態度をするようにして下さい。
そしてそのお客様と二人きりにならないように予め打ち合わせしておきましょう。
狙われる時間帯で最も多いのは、あなたが一人になったお仕事帰りです。
帰り道は一番危険なので、帰りはタクシーか、お店の人に送ってもらうようにして下さい。
あなたをあきらめさせるようにママやマスターの力をかりて対処しましょう。
引っ越しする
家が知られている場合は、引っ越ししかありません。
お金はかかるかもしれませんが、命には変えられません。
何か合った時には遅いので、選択肢は引っ越ししかないと考えておきましょう。
警察に相談する
家に突然現れたり、身の危険を感じるのであれば、警察に相談しましょう。
何もないうちは警察も行動できませんが、見回りなども増やしてくれ、何らかの対処をしてくれます。
最初のお店選びは重要
上記でもご紹介したとおり、お店によってストーカーに合う確率も変わってきます。
ノルマがあり、素性のわからないお客様の多いお店は注意したいですね。
ママやマスターがしっかり女の子を守ってくれるお店は、そういった心配は少ないので安心でしょう。
優しいママやマスターのいるお店は、お客様も優しくて紳士な人が多いです。
類はともを呼ぶとはよくいったもので、同じタイプの人間が集まるのかもしれませんね。
まとめ
勘違い、恨みや嫉妬、そういった感情が、ストーカーという存在を生み出してしまいます。
時にあなたの行動や言動が、そういった感情を引き出してしまうことがあるかもしれません。
ストーカーは元夫、元彼、顔見知りがなることが多いと言われています。
ホステスに限らず、女性はくれぐれも気をつけるようにして下さい。
ストーカーだけでなく、夜道などは最も襲われやすいので、
少しの距離でもタクシーを乗るなどして、危険を回避するように気を配りましょう。